こんにちは、今回はまじめに火器の取り扱い方法や注意点についてまとめていこうと思います。
この記事を読んでキャンプに興味のある人が安心安全に火器を取り扱いキャンプを楽しんでいただけると幸いです。
今回は自分がキャンプ飯で取り扱う固形燃料とガスバーナーを中心に自分の偏った知識でだけではなくChatGPTと他の注意喚起をしている方の記事や製造会社の説明を引用しながらなるべくわかりやすいようにまとめて行こうと思います。
以下は今回の記事を書くにあたっての参考記事になります。
固形燃料
出典: OpenAI ChatGPT (https://openai.com)
取り扱い説明書を読む
これはとても重要です。
使用する前にご自身が持っている製品の説明欄にある使用上の注意を必ず読んでおくことを強くお勧めします。
大まかな内容はどれも変わらないとは思うのですが、製品ごとに異なる内容もあることがあるので使用する製品の説明欄に従うことが1番安全であると考えます。
燃焼器具を正しく使用
固形燃料だとポケットストーブや組み立て式ストーブなど、100円ショップやホームセンターで今では簡単に手に入れることができます。
これも製品の説明欄の注意事項を必ず読むことをお勧めします。
私の場合はポケットストーブを用いて風よけのプレートと併用して使っています。
安全な場所で使用
私みたいに自宅でキャンプ飯を作る人は特に気を付けないといけないところですね。
風通しの良い場所での使用が推奨されているので、自宅でキャンプ飯を作るときはベランダなどの屋外で使用することをお勧めします。(室内での使用もしっかりと換気をしていれば大丈夫みたいです。)
密閉した部屋では使用せず、必ず換気してください。
ニチネン(kokei01.pdf (nitinen.com))
また、ベランダで火器を使用する場合は植物のプランターなど火が移る危険のあるものは離れた場所に移動させるか離れた場所で火器を使用してください。
私はそのほかにアウトドア用のロールテーブルの上で火器を使用するようにしています。
火の始末
固形燃料は一度火をつけてしまうと時間の調整が効かないので、調理自体が終わっても固形燃料が完全に燃焼しきれておらずしばらくのあいだ燃え続けることが往々にあります。
その場合は最後まで燃え尽きるまで目を離さずに、完全燃焼したことを確認してアルミ箔や火皿等が十分に冷めたこと確認してから燃え残りを適切な方法で処分してください。
○廃棄する際は固形燃料が燃え尽き、 アルミ箔、 火皿、 コンロ等が十分に冷めたことを確認してから処理してください。
○使った後は固形燃料の燃えカスをきれいに掃除してください
ニチネン(kokei01.pdf (nitinen.com))
子供やペットから遠ざける
固形燃料を使用する場合もそうですが管理して保存をする際にも注意が必要です。
特に子供やペットの誤飲には注意をしてください。床などに散らかしておかないように注意を払ってなるべく手の届かない場所に保存しておくことをおすすめします。
小さい子どもやペットがいる場合など、もっとも怖いのが誤飲です。
一口で食べられるような大きさではありませんが、包装などの特徴がちょっと食品に似ています。子どもやペットの手の届かないところに保管し、目を離さないようにしましょう。
MAGE OUTDOOR (取扱注意!キャンプでも便利な固形燃料の落とし穴 – MAGE OUTDOOR)
万が一にも誤飲をしてしまった場合は、すぐに大量の水、牛乳を飲ませてすぐに医者の診察を受けてください。
〇誤って食べた場合・・・直ちに大量の水、または牛乳を飲ませ、直ちに医師の診察を受けてください
ニチネン(kokei01.pdf (nitinen.com))
消火器具を用意
もしも固形燃料の火が移ってしまった場合にすぐに消火できるように消火器具を近くに置いた状態で着火をしてください。
私の場合はバケツに水を入れたものを近くに置いています。
燃料の保管
保存方法は基本的に製品の取り扱い説明欄に書かれているのでそちらを参考にしていただくと幸いです。
私の場合は、固形燃料の袋を少し開けてそこから取り出し使わないときは開口に空気が入らないようにして直射日光の当たらない涼しい場所に保管しています。
他にもジップロックやタッパーに入れて保管をしてる方もいるので自分の好みに合わせた保存方法を選択するのがいいと思います(ただし固形燃料が入っている袋は使用上の注意なども書かれているので中身を移し替えても捨てないことを強くお勧めします)。
使用量を適切に調整
調理時間などを考慮したうえで固形燃料を使用することをお勧めします。
固形燃料のおおよその燃料時間は製品の説明欄に記載されているので、その時間を参考にして固形燃料を使用するのかどうかの判断をするのがいいと思います。
私の場合は固形燃料1個分で調理が完了するかどうかで固形燃料を使うかどうかの判断をしています。
火入れの時間が極端に短かったり(例えば5分くらいの調理)、または燃焼時間よりも長い場合(15〜20分燃焼の固形燃料で25分くらい調理)や火の強さを調整したい場合はガスバーナーを用いて調理するようにしています。
燃料の取り扱い
固形燃料は燃焼する際にメタノールが揮発するため、直火での調理は絶対に避けてください。
食品を直火で温めると、揮発したメタノールが少なからず食品に付着することになります。キャンプでやってしまいがちなのは、焼き鳥、焼肉などの直火料理はもちろん、マシュマロを炙ったりですね。必ずクッカーや鉄板を介して食品を加熱しましょう。
MAGE OUTDOOR (取扱注意!キャンプでも便利な固形燃料の落とし穴 – MAGE OUTDOOR)
ガスバーナー
出典: OpenAI ChatGPT (https://openai.com)
取り扱い説明書を読む
こちらもとても重要です。
使用する前にご自身が持っている製品の説明欄にある使用上の注意を必ず読んでおくことを強くお勧めします。
大まかな内容はどれも変わらないとは思うのですが、製品ごとに異なる内容もあるので使用する製品の説明欄に従うことが1番安全であると考えます。
適切なガスカートリッジを使用
安全のためバーナーにしっかりと対応したガスカートリッジを使用するようにしてください。
主にガスはCBガスとODガスの2種類あります。
大まかに言うと、メーカーが違っていても使用できるのがCBガス、一方でメーカーを合わせる必要があるのがODガスみたいです。
CB(カセットボンベ)ガスは互換性があり、メーカーが異なっても使用できるよう規格化されています。
となりのカインズさん(キャンプ必携!ガスバーナーの使い方と種類 | となりのカインズさん (cainz.com))
丸い形状のOD(アウトドア)ガスは、CBガスに比べてコンパクトに収納できます。基本的にメーカー専用になっているので、バーナーとガスのメーカーを合わせて使うようにしましょう。
となりのカインズさん(キャンプ必携!ガスバーナーの使い方と種類 | となりのカインズさん (cainz.com))
個人的には規格化はされているとしても念には念を入れてリスクを回避するためにCBガスの場合でもガス漏れのリスクを最小限にするために同じメーカーでそろえたほうがいいと考えます。
ガス缶と燃焼器具は同じメーカー製を使うのが鉄則。なぜなら、ガス缶と燃焼器具を接合する部分のバルブの形や、ノズルの太さがメーカーによって微妙に違うため、ガス漏れを起こす恐れがあるからです。別メーカーのガス缶を無理にねじ込んで使うなどは禁物です。
格安のガス缶や別メーカーのものをどうしても使いたい、という場合は自己責任で使用しましょう。どのガス缶も規格は同じはずなので下手なことが無い限りガス漏れは起きないようになってはいますが、万が一という場合があることを知っておいてくださいね。
なっぷ(【要注意】ガス缶取扱い方法をおさらい!基本を知って安全に楽しもう | CAMP HACK[キャンプハック] (nap-camp.com))
私の場合はイワタニのジュニアコンパクトバーナーを用いているので、使用するときはイワタニのCBガスを使うようにしています。
イワタニの取り扱い説明書にも専用容器(ボンベ)を使用するように記載されているので、よほどのことが無い限りはメーカーを合わせることをお勧めします。
1)専用容器 (ボ ンベ)を使用する
岩谷産業(manual_pdf32.pdf (iwatani.co.jp))
容器(ボンベ)は 必ず「イワタニカセットガスジュニア」
「イワタニカセットガス」「イワタニカセットガスパワー
ゴール ド」の表示のある専用容器を使用してください。
他の容器(ボンベ)を 使用するとガスが漏れたり、正常な
使用ができない場合があります。
私自身はCBガスしか利用したことがなかったのですが、ODガスの利用上の注意など他の方の記事を読んでみてとても参考になりました。
動画でわかりやすく解説をしている方もいらっしゃるので気になった方はYouTubeで確認してみることをお勧めします。
安全な場所で使用
ガスバーナーは、風通しの良い場所(可能なら屋外)で近くに燃えやすいものが無い状態で使用することをおすすめします。
ガスバーナーはテントや自動車内などの密閉空間では使用せず、必ず換気の良いところで使ってください。また、枯れ草や衣類など燃えやすいものが近くに無いかの確認も忘れずに。
となりのカインズさん(キャンプ必携!ガスバーナーの使い方と種類 | となりのカインズさん (cainz.com))
さらに、私の場合はベランダで使用するときに人工芝に燃え移らないように焚火シートを使用しています。
着火と消火
製品ごとに使用方法は異なるので、基本的には製品の説明書に従って正しい手順で着火と消火を行うようにしてください。
あとは、ガス漏れがないようにしっかりとはめ込んで使用するようにしてください。
CBガスを設置する向きに注意
私のようにCBガスを利用している人はCBガス缶の切り込みの部分を上にするか、CBガス缶を立てて使うようにしてください。
正しい向きで使用しないと生ガスに引火して大きな火が出てしまいやけどの危険があるので注意が必要です。
切り込みがある向きにL型のパイプがあるので、パイプの先が液面から出ている状態でセットされ、気化したガスを燃焼器具に供給できるんです。
この向きを間違えると液体のガス(生ガス)が出てしまいます。
生ガスは引火すると赤く大きな火が上がって危険ですので、CB缶は正しい向きで使用する必要があります。
donichiaiteu.com(キャンプ用ガスバーナー使い方の注意事項!PSLPGマーク〜ガス缶の廃棄まで! | d/a (donichiaiteru.com))
私が使用しているイワタニのジュニアコンパクトバーナーは押し込んでガス缶を右回転させることで、切り込みが上にくる位置でセットするようにできています。
切り込みが上に向いていないとセットできない製品を普段から使っているため、私はあまりガス缶の向きに注意してきませんでした。
私のようにガス缶の向きをあまり気にしてこなかった人はなぜ上向きでセットしてるのかを理解しておくことが今後の安全管理のために大事なことだと思いました。
輻射熱に注意
着火をした後の使用時の注意としては輻射熱をため込まないようにすることが大事です。
調理に使用する鍋は五徳よりも大きいサイズのものを長時間使用することを避けてください。
どのくらいのサイズの鍋まで使用できるかは製品の説明書から確認して頂けると幸いです。(説明欄に書かれていない場合は五徳のサイズと比べてみることをお勧めします。)
まず一体型シングルバーナーで主に注意したいことは、輻射熱による爆発事故です。
輻射熱とはバーナーから出る炎から、ガス缶へ伝わる熱のことをいいます。
シングルバーナーも誤った使い方をすると、この輻射熱がガス缶へ集結し爆発事故を起こします。
したがって五徳よりも大きな鍋で長時間料理をすることは避けましょう。
君は何が好きなの?(シングルバーナーの使い方を画像付きで解説!メリットや注意点も紹介! | 君は何が好きなの? (myblog-kiminani.com))
特に、火起こしや、なべ底の広いもの、鉄板での複数台使用、全体を覆う風防の使用は避けてください。
YAMAICO(初心者必見!シングルバーナーの正しい使い方と注意点のまとめ!|山行こ (xn--28j214klr1a.com))
- 炭火や焚き火などの火起こしに使用しない
- 焼き網等、底の幅が広いものを上に乗せて使用しない
- 鉄板等の幅の広いものの下に2台以上のバーナーを並べて使用しない
- バーナー全体を覆うように風防を使用しない
子供とペットから遠ざける
火器ですので子供やペットがいる方は使用時に注意をしていただくようにしてください。
例えば、背の高いテーブルの上で利用するなどして子供やペットがやけどをするリスクを減らした状態で利用するのが好ましいです。
消火器具を用意
もしもバーナーの火が移ってしまった場合にすぐに消火できるように消火器具を近くに置いた状態で着火をしてください。
私の場合はバケツに水を入れたものを近くに置いています。
ガスカートリッジの保管
直射日光を避けて乾燥した場所に保管してください。
特に夏場での保管方法は、直射日光を避け車内や砂浜に長時間放置しないようにしたりと注意が必要です。
ガス缶は調理中以外にも、輻射熱で爆発する可能性があります。
それは高温となる場所に長時間放置した場合です。ガス缶にも記載されている40度以上となる場所へ放置することは危険です。
周囲の温度が40度以上になると、ガス缶へ圧力は高まり、液化していたガスが気化し、爆発する可能性もあります。
車内や砂浜、焚火のそばに置くなど、高温となる場所へ放置することはやめましょう。
君は何が好きなの?(シングルバーナーの使い方を画像付きで解説!メリットや注意点も紹介! | 君は何が好きなの? (myblog-kiminani.com))
風の影響を考慮
風のある場所で使用する場合は風よけプレートを使用すると火が安定するのでお勧めです。
しかし、輻射熱でガス缶が高温になり爆発する恐れがあるためバーナー全体を覆う風よけは使用しないでください。
風が強い日は風よけを使って、バーナーの火が消えないようにする必要があります。しかし、風よけでバーナーを覆うようにすると、周囲に溜まった熱がガス缶を加熱し、高温になったガス缶が爆発する恐れがあるため危険です。バーナー専用の風よけを適切に使うようにしましょう。
alpen-group.jp(バーナーはキャンプの必需品! 選び方や使用時の注意点をご紹介 Alpen Group Magazine | アルペングループマガジン (alpen-group.jp))
定期的な点検
基本的に点検や手入れの方法は製品の説明書の内容に従って適切な方法でメンテナンスをしていただくことをお勧めします。
Oリングを定期的に交換する
ガスカートリッジとバーナーの接続部にはOリングと呼ばれるゴム製の部品が使われています。
この部品が劣化してしまうとガス漏れのリスクがあるため定期的に交換する必要があります。
ガスカートリッジとバーナーを接続する部分には、Oリングと呼ぶパッキンが使用されている。これはゴム製のため通常使用でも劣化し、燃料のガスが漏れて事故を引き起こすこともある。使用から1〜2年が経過したら、積極的に交換しよう。
てくてく登山(ガス・ガソリンバーナーのお手入れ・メンテナンス方法!保管方法も解説 – てくてく登山 (tektek-tozan.com))
さいごに
今回はまじめに火器(特に固形燃料とガスバーナー)の使い方の注意点をまとめてきました。
自分自身がキャンプの初級者であるため上級者の方々の知識をたくさん引用させていただきました。今回紹介した情報の解釈等に何かしらの不備や不十分な箇所がありましたら早急に対応して記事を改善していこうと思います。
参考にさせていただいた記事はどれも安全に火器を取り扱う上で有益な情報がたくさん記載されていましたので興味がありましたら是非とも読んでいただくことをおすすめします。
この記事が皆さんが安心安全にキャンプ飯を作る手助けができたら幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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